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機能性抜群。玄関からキッチンまでの動線にパントリーを

玄関からキッチンまでの間にパントリーがあると、買い物動線が良くなります。
重たい荷物をキッチンまで運ぶ必要がなくなり、さらにはキッチンだけでは溢れてしまっていたものもスッキリ収納できるでしょう。
料理中にパントリーに収納しているモノが必要な時にも、キッチンからすぐパントリーへと取りにいけるため、機能性抜群です。
今回は、パントリーの種類やパントリーを設ける際のおすすめのレイアウトをご紹介します。

□機能性で選ぶパントリーの種類

パントリーには3つの種類があります。
それぞれのタイプによって機能性が異なり、さらに設置方法によっては種類が限られる場合もあるので確認していきましょう。

1.壁面収納型
本棚のようなパントリーは壁面収納型に分類されます。
小さなスペースでも取り入れることができ、取り出しやすいことが魅力です。
オープンタイプのパントリーであれば、目隠しや見せる収納を意識するなどの工夫をしましょう。

2.ウォークイン型
大容量で大型の食品でも収納できるのが、ウォークイン型のパントリーです。
なかなか使う機会が多くない鍋・ホットプレートなどの調理器具や家電も十分に収納できますが、スペースがないと実現できない可能性があります。
ウォークイン型のパントリーを設置する際は、リビングやキッチンを圧迫してしまわないかを必ず確認しておきましょう。

3.回遊型
回遊型のパントリーは、出入り口を2箇所設けることで部屋と部屋を繋ぎます。
玄関からキッチンへの動線上に設けると、パントリーを経て玄関とキッチンを回遊できて非常に便利です。
ウォークイン型と比べると収納量が少なくなります。

パントリーの種類それぞれに特徴があり、機能性も異なります。
パントリーを設置する目的や間取りの条件を洗い出し、適切な種類を選びましょう。

□玄関とキッチンを繋ぐ動線上のパントリーのレイアウト

*玄関からキッチンに回遊型パントリーを設ける

玄関からキッチンを繋ぐ動線上にパントリーを設けるのであれば、回遊型のパントリーが最もおすすめです。
玄関からもキッチンからも動線が良くなり、家事負担の軽減に繋がります。
例えば買い物帰りは玄関からそのままパントリーに収納でき、調理中でもすぐにキッチンからパントリーへストックを取りにいけるようになります。
パントリーの一部を土間にして土足OKにすると、重たい荷物を靴を脱がずに運び込むことも可能です。

*キッチンの背面に壁面収納型パントリーを設ける

あまりスペースを取れない場合は、キッチンの背面に壁面収納型パントリーを設けるのがおすすめです。
ただキッチンと玄関の距離が遠い場合、玄関からパントリーへの動線が長くなるため、お買い物帰りの荷物運びの負担は少し増えてしまいます。
調理中は振り返ればすぐにストックを取り出せるという魅力があるため、パントリーを使うシーンも考慮して間取りを選択すると良いでしょう。

□まとめ

パントリーは、玄関とキッチンの動線上に設けることで非常に便利になります。
ただ、パントリーのスペースを欲張って考えてしまうと、他のスペースが足りなくなってしまうことがあるので注意してください。
パントリーを設置する目的を明確化し、利用シーンをイメージしながら考えてみましょう。