ウォークインクローゼットに適した大きさはどれくらい？

洗濯や掃除、料理に食器洗いなど、毎日大変な家事に追われていませんか。
大変な家事に追われていると、ついついご家族との時間が減ってしまいます。
そのため、少しでも家事の負担を減らす工夫が大切です。
そこで、ウォークインクローゼットを活用することで、収納や掃除の負担を減らせます。
今回は、ウォークインクローゼットの大きさの目安や、設置する際のポイントについてご紹介します。

□ウォークインクローゼットの大きさの目安

ウォークインクローゼットの大きさは、使用する人数や収納したいものによって変わります。

服に加えて、靴や鞄もおきたい場合は、ハンガーの吊るす収納に加え、棚のスペースもあると良いでしょう。
また、クローゼットの中で着替えまで完結させたいかどうかによっても、必要なスペースの大きさは変わってきます。

2人暮らしの部屋に、ウォークインクローゼットを設置する場合は、2畳ほどの広さが適切です。
2畳ほどの広さがあれば、150~200着程度の衣服を収納できます。

3~4人家族には、3畳程度のウォークインクローゼットがおすすめです。
300着ほどの衣服を収納できることに加えて、タンスや姿見を設置できるほどの余裕があります。

4人以上のご家庭に、ウォークインクローゼットを設置する場合は、4畳ほどの広さが適切です。
400着ほどの衣服を収納できますし、かなりの余裕があります。

□ウォークインクローゼットを設置する際のポイント

ウォークインクローゼットを設置する際に考えておきたいポイントを4つご紹介します。

1つ目は、通路の幅や奥行きです。
通路の幅は、人一人がスムーズに通り抜けられるように、洋服の幅と同じ60cm程度確保できれば良いでしょう。
また、ウォークインクローゼットの奥行きは、最低でも110センチは必要です。

2つ目は、収納したいものに合わせたスペースにすることです。
例えば、シャツやスーツ、ドレスなど服の量が多い方は、ハンガータイプの収納スペースを広く確保することが必要です。
一方で、靴やカバンを多くしまいたい場合には、棚の収納が多い方が良いでしょう。

3つ目は、家事の負担を減らせるような生活動線にすることです。
ウォークインクローゼットの設置場所は、ご家族の生活動線を考慮して決めることがおすすめです。
「どこで着替えをするか」「どこに洗濯物を持っていけば良いか」という観点から設置場所を決めることがおすすめです。
また、ウォークインクローゼット内を掃除することを考えて、コンセントの位置も考えておきましょう。

4つ目は、ウォークインクローゼットを実際に使うシーンを想像することです。
ウォークインクローゼットを収納だけのために使うのか、その中で着替えまで完結させたいのかは人それぞれです。
また、同時に使用する人数や、混み合う時間のことまで考慮できると、必要な広さや形のイメージができてくるでしょう。

□まとめ

今回は、ウォークインクローゼットの大きさの目安や、設置する際のポイントについてご紹介しました。
ウォークインクローゼットを設置する際は、クローゼットを利用する人の人数、生活動線、用途を考慮することが大切です。