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玄関上の吹き抜けのメリットと注意点

家に入った瞬間パッと上まで視線が通る開放感と、太陽光に溢れた明るさが魅力的な玄関上の吹き抜け。
おしゃれなデザインで憧れを抱いている方も多いデザインの1つですよね。
そんな玄関上の吹き抜けを実際に設けると、どのような感じになるのでしょうか。
また、設置する際に気をつけておくべきことはあるのでしょうか。
今回は、吹き抜けを検討している方に向けて、このような疑問にお答えします。

□玄関上に吹き抜けをつくるメリット

玄関上に吹き抜けを設けると、光の入る明るい玄関にすることが叶います。
玄関周辺には大きな窓を取れないことが多く、そのまま工夫しないでいると暗くなりやすいです。
しかしそこで玄関上に吹き抜けを設ければ、高い位置にある窓のおかげで明るい玄関にできるようになります。

さらに、玄関上に吹き抜けがあると、明るく開放的になるのでそれだけでおしゃれな雰囲気に様変わりし、非常にデザイン性の高い玄関をつくりあげることが可能です。
玄関上の吹き抜けは、何よりも視線が上へと抜ける開放感が魅力ですよね。
らせん階段やストリップ階段などと組み合わせれば、さらに魅力あふれる玄関に仕上げることもできます。

玄関は、来客が来た時に最初に見る場所です。
「玄関は家の顔」といわれるくらいですから、デザインにはこだわっておきましょう。

□玄関上に吹き抜けをつくる時に気をつけたいこと

1.照明は種類や位置に注意する
玄関上の吹き抜けに照明を設置する際は、明るさやメンテナンス性に配慮が必要です。
玄関ではそこまで細かい作業をするわけではありませんから、全体を照らすような施工をしましょう。
例えばスポットライトは下に向けて取り付けるよりも、上に向けた方が天井が照らされて全体を明るくできます。

また、吹き抜けに照明を設置するとどうしても高い位置になってしまうので、メンテナンスや電球の交換が大変です。
メンテナンス性も考慮した照明を選びましょう。

2.窓の大きさや高さに注意する
玄関上に吹き抜けをつくると天井が高くなるので、通常の位置に窓を設けても暗い印象になってしまいます。
他の場所よりも高い位置に窓を設置し、光を取り込む構造にしましょう。
高さは良くても、窓が大きすぎると暑さの原因になることがあるので、窓の断熱性を上げるなどの工夫が必要です。

3.寒さ対策をする
吹き抜けはその構造上、どうしても寒くなりやすい傾向にあります。
玄関上にあれば、ドアの開閉で冷気を取り込んでしまうこともあるでしょう。
家全体を高気密高断熱にするなどして、事前に寒さを予防できる構造を検討するのが失敗しないためのポイントです。

4.プラベート空間とのメリハリをつける
吹き抜けからの目線を考慮して、プライベート空間が見えてしまわないように間取りを考えましょう。
玄関は宅配業者などの知らない方が出入りする場所にもなるため、来客があっても気にせず生活できるような工夫を取り入れることが大切です。

□まとめ

玄関上の吹き抜けには玄関を明るく開放的で、デザイン性の高い空間にできる魅力があります。
ただ、照明や窓の位置や寒さ対策、視線対策には注意し、暮らしやすい空間にできるよう注意が必要です。
当社でも吹き抜けを取り入れた設計を提案しておりますので、ご興味のある方はぜひお問合せください。