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エコカラットとモイス NTのメリットと違い

家づくりを検討するとき、壁材は見た目だけでなく機能性にも優れた材料を選びたいものです。
そこで今回は、機能性とデザイン性どちらも優れ、人気の壁材である「エコカラット」
についてと、さらに高機能な当社でおすすめしている「モイスNT」についてご紹介します。
ぜひ参考にしてください。

□エコカラットのメリットとは

ここでは、エコカラットの機能性に注目して、そのメリットを3つ紹介します。

1つ目は、調湿機能があることです。
エコカラットの壁は、微細な穴がたくさんあり、そこから湿気を吸収・放出することで室内を快適な湿度に保つという作用があります。
湿度が高いときには湿気を吸収するため、カビや結露の発生を防ぎ、結果的に住宅の耐久性を高めることにも貢献しています。

2つ目は、嫌なにおいを吸収することです。
エコカラットの壁にある穴は、においのもととなる化学物質も吸着してくれます。
掃除や消臭剤では取り除けないにおいを取り除き、快適な空間になります。

3つ目は、有害物質を低減してくれることです。
シックハウス症候群の原因になる有害物質も吸着します。
とくに、小さいお子さんがいるご家庭では、気にしている方も多いので安心でしょう。

□モイスNTのメリットとは

ここでは、当社が採用している内装材「モイスNT」についてご紹介します。
モイスNTは前項で紹介したエコカラットと同等のメリットを備えているうえで、さらに次の4つのメリットがあります。

1つ目は、防火・耐火性能があることです。
モイスNTは国土交通大臣認定の不燃材です。
薄くて火に強く、さらに無機質系材料が主な原料なので、煙や有害物質を発生しません。

2つ目は、曲げやすく加工しやすいことです。
高い柔軟性、曲げ性能を持つため、継ぎ目のない曲面の壁を作ることができます。

3つ目は、静電気をおさえ、ホコリや塵をよせつけないことです。
静電気が起こりにくいため、ホコリや塵がつきにくく、きれいに保つことができます。

4つ目は、モイスNTだけで仕上げ材になることです。
壁紙を貼る必要がなく壁紙代がかかりません。
さらに壁紙のようにはがれる心配もなく、表面の汚れはサンドペーパー等で削ればきれいになるので、メンテナンスも簡単です。

また、当社では壁だけでなく天井にも使用しているため、より広い面積に使用することにより、調湿・消臭機能などをより高め、空間全体で線を減らし、シンプルですっきりとしたデザインにまとめることが可能です。

5つ目は、小石灰・珪砂・パーミキュライトなどの天然素材が主成分です。
製造過程でも接着剤などの有機材料は使用せず、有害物質も含んでいません。粉々にすると肥料にもなる土にかえる素材です。

□まとめ

今回は、エコカラットとモイスNTの壁についてそのメリットと違いについてご紹介しました。
壁材をお考えの際にはぜひご検討ください。