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平屋か二階建てについて、新築するならどっち?

「平屋と二階建ての家どちらが良いか。」
上記の疑問は、家づくりを検討されている方は悩むポイントでしょう。
平屋と二階建ての家には、それぞれにメリットとデメリットがあります。
そのため、それらを把握したうえで、ご自身に合った建物の形を選びましょう。

□平屋・二階建てのメリットデメリット

*平屋で暮らすメリットとデメリットについて

平屋で暮らすメリットは以下の通りです。

・階段の上り下りがない
・階段部分の面積を減らせる
・間取りの自由度が高い
・平面的な広がりにより開放感がある
・コミュニケーションを取りやすい
・重心が低いため耐震性に優れている

特に、階段がないことは平屋の最も大きな特徴です。
階段の上り下りがないことから、家事の効率が上がったり、お子様のケガを防ぎやすくなることが期待できます。
また、平屋では、引き戸で間仕切りをされている場合があるため、引き戸を取り外すことで、部屋同士をつなげて、必要に応じて部屋を広くすることが可能です。

一方で、平屋で暮らす上でのデメリットは以下の通りです。

・防犯が気になる
・水害に弱い
・日当たりの悪い部屋ができやすい

平屋は二階の部屋がないため、空き巣からすると1階の様子が分かれば、侵入できるかどうか判断できます。
そのため、平屋に住む際は、防犯意識が高い家であることを印象づけることが大切です。
また、平屋は重心が低いため、耐震性に優れている一方で、大雨や洪水によって床上浸水が起こった際は、二階に逃げられません。

*二階建てで暮らすメリットとデメリットについて

二階建てで暮らすメリットは以下の通りです。

・狭い土地でも広々と暮らせる
・日当たりを確保しやすい
・家族同士で気を遣わなくて済む
・吹き抜けなどにより立体的な開放感を出せる

二階建ての最も大きな特徴は、土地が狭くても居住面積を大きくできるため、広々とした空間を確保できることです。

一方で、二階建てで暮らす際の注意点は以下の通りです。

・バリアフリーにしづらい
・階段があるため家事の動線づくりが難しい

二階建て住宅では、階段の上り下りが必要になるため、バリアフリー設計にしづらいことがデメリットとして挙げられます。

□平屋と二階建てにはそれぞれに適した環境がある

平屋と二階建て住宅のどっちに住もうか決める際は、以下の2つのポイントを考慮すると良いでしょう。

1つ目のポイントは、土地の広さです。
狭い土地に住宅を建築する際は、二階建て住宅がおすすめです。

2つ目は、住まい方です。
例えば、年配の方のみで住まわれる場合やお子様が小さい場合、安全性を第一とするなら、階段の少ない平屋が適しているでしょう。
もし土地は狭いけれど、部屋の数を多く確保したい場合は、二階建て住宅の方が適している場合があります。

□まとめ

今回は、新築するなら平屋か二階建てかどちらが良いのかについてご紹介しました。
平屋と二階建てには、それぞれのメリットやデメリットがあります。
そのため、土地の広さやご家庭の住まい方、予算を考慮して、平屋か二階建てかどちらに住むか決めると良いでしょう。