blog

快適な家づくりでは動線が重要。生活動線を考える際のポイント。

快適な暮らしを実現させるためには、日々の負担を減らせるような工夫を施す必要があります。
これから家づくりを始める方であれば、「生活動線」を意識した間取りを考えることをオススメします。
今回の記事では、そんな生活動線を考える際のポイントをご紹介します。

□生活動線の重要性について

まず、生活動線や家事動線の「動線」とは、日常生活で通る線を指します。
家づくりをする際、機能性や居住性を判定する指標となるもので、生活を豊かにするためには意識したい要素の1つです。

生活動線は、リビングを中心としてキッチンやトイレ、洗面所など頻繁に行き来する場所の線を指し、よく足を運ぶ部屋を結びます。
何度も行き来する線であるため、この線が複雑だと無駄が多く、余計に時間がかかっている可能性があります。
その反対にシンプルであれば負担を減らせ、無駄がない分疲れにくく、生活がさらに豊かになるでしょう。

しかし、生活動線のちょっとした違いで快適性が大きく左右するので注意が必要です。

実際に、玄関に近い部屋や奥の方にある部屋など、位置次第で動線も変わってきます。
リビングから遠ければ行き来を手間に感じますし、毎日使用するトイレの場所ともなれば、快適性の大きな差が生じるでしょう。
住宅の中心にリビングなどの家族で共有するスペースを設けることで、どの部屋とも行き来しやすい配置になり、移動が快適になるのでオススメです。

□生活動線を考える際のポイントについて

間取りを考える際は、玄関からリビング・トイレまであらゆる角度で考えましょう。
生活動線を考える際は、その家で暮らすイメージを膨らませながら考えることが重要です。
例えば、多くの方は帰宅後に玄関で靴を脱ぎ、洗面所で手洗い・うがいなどの行動を取るでしょう。
また、場合によってはリビングに行く前にトイレに行くこともあるでしょう。

そのため、玄関や洗面所、リビング、トイレなどのよく使用する場所の位置関係をしっかりと整理した上で、間取りを考えることが重要です。
それぞれの間取りが離れていたり、移動する際に障害となるものがあったりすると、スムーズな移動を妨げてしまう可能性があります。

また、起床してから外出するまでの生活動線についても考えておく必要があります。
一連の動作をスムーズに行うことができ、いかに無駄を省けるかを検討した上で間取りを考えましょう。
生活における様々な移動家経路を踏まえながら間取りを設計することで、快適な暮らしを実現できるのです。

□まとめ

今回は、生活動線を考える際のポイントをご紹介しました。
家族で快適に暮らしていくためにも、生活動線を意識した間取りを考えましょう。
家づくりに関する質問やお悩みがあれば、お気軽にお問い合わせください。