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フラット35の基礎知識から注意点までわかりやすく解説

注文住宅をお考えの方の多くは、「フラット35」という言葉を聞いたことがあるでしょう。
しかし、その詳しい内容を知らないという方も少なくありません。
そこで、今回は、フラット35とはどのような制度なのか、利用時にはどのような条件や注意点があるのかについて、わかりやすく解説します。
ぜひ参考にしてください。

□フラット35とは?わかりやすく解説します

フラット35は、住宅を購入したり、新築したりする方向けの住宅ローンのひとつです。
勤務形態や職業、勤続年数などの制限額が少ないため、比較的多くの方が利用しやすいのが特徴です。
また、借入時に決めた金利と返済額は原則変えられません。
住宅金融支援機構と民間の金融機関が提携して融資を行っており、金融機関によって金利や手数料、必要書類などが異なります。

□フラット35を利用するときの条件と注意点について

*利用条件

フラット35の主な利用条件は3つです。

1つ目は、申込者についての条件です。
申込時の年齢が満70歳未満、日本国籍を保有している、永住許可を受けているもしくは特別永住者であることが条件です。

2つ目は、資金の使途についての条件です。
申込み本人か親族が住む新築住宅の建設・購入資金、もしくは中古住宅の購入資金として使われることが条件です。
投資のために物件を購入する際には利用できないので注意が必要です。

3つ目は、返済方法についてです。
選択できるのは2種類で、元利均等毎月払い、元金均等毎月払いがあります。
借入金額の40パーセント以内までなら、6か月ごとのボーナス払いも併用できます。

*借入時の注意点

フラット35で借り入れる際のポイントは次の2つです。

1つ目は、他の住宅ローンと比較検討することです。
フラット35は審査が通りやすいと聞いて、安易に選択肢を一つに絞ってしまうのはおすすめしません。
様々な金融機関のメリットとデメリットを比較して、ご自分に合った返済が可能な住宅ローンを選びましょう。

2つ目は、借入額についてです。
フラット35では、住宅価格の9割以上を借り入れた場合、全体の金利が高くなります。
そのため、他の住宅ローンを併用したり、自己資金で賄ったりすることで返済額をおさえる工夫をするのもおすすめです。
長期的な金利の変動もあらかじめ予測して、計画的に借り入れを行いましょう。

□まとめ

今回は、フラット35の基礎知識と、借入時の条件と注意点について紹介しました。
家づくりにおける住宅ローン選びは、今後の返済を大きく左右する重要な要素です。
ぜひこの記事を参考にして、後悔のない選択をしてください。